モグ「それより、そろそろモグロッカーについてまじめに考えてほしいのだが」
ひよこ「そういえば、そんなのありましたわね」
モグ「覚えていてくれたか(安堵)
ひよこ「そんなことより、ロンド様探しですわ!」
モグ「ちょっと待て!」
んなあほな
Hiyohiyoは扉を開けようとしたが開かない。
ひよこ「外から鍵が掛かってる(激驚
モグ「ロンドからの言づてで、まずは部屋の鍵を閉めろ、と」
ひよこ「ロンド様!?」
〜ひよこ、アトルガンへ愛の道〜
「傭兵になるんですの♪」
モグ「ロンドから、おまえ宛の手紙を預かっているんだが」
ひよこ「ロンド様から!?(照
Hiyohiyoは照れている。
モグ「見なくて良いのか?」
ひよこ「中身なんて、読まなくてもわかっていますわ♪」
ひよこ「『愛』という字で埋まっているに決まっていますわ♪(照
ひよこ「ロンド様ぁ〜♪」
Hiyohiyoは扉を開けようとしたが開かない。
モグ「だから、鍵が掛かっているって」
ひよこ「…………」
モグ「これを読むまで、扉を開けるなって、言われているだ」
ひよこ「もう、ロンド様ったら、そこまでして、わたくしにラブレターを読ませたいなんて」
Hiyohiyoは手紙を受け取った。
ひよこ「いいですわ♪ 直接お会いする前に、愛の文で心を満たしますわ♪」
ロンド「サムラヒ・センチネルの、傭兵になってほしい。
君へのプレゼントを沢山用意して、待ってるよ」
ひよこ「…………」
モグ「どうした、黙りこくって?」
ひよこ「はっ! 一瞬、恍惚の領域に足を踏み入れてしまいましたわ!」
モグ「いつもだろ……(ぼそっ」
ひよこ「わたくし、ロンド様の愛に応える為、傭兵になってきますわ♪」
ひよこ「では、さっそく行ってきますわ!」
Hiyohiyoは扉を開けようとしたが開かない。
モグ「場所はわかっているのか?」
ひよこ「…………」
ひよこ「ここがサムラヒ・センチネルなのね」
ひよこ(むっ、なんですの、あの偉そうな小娘は……)
ナジャ(なんだ、この威圧感のある小娘は……)
ひよこ「わたくしを、傭兵にしなさい」
ナジャ「良い心がけじゃないか。まずは、顔を覚えて貰うために、この差し入れを、監視哨に届けてほしいんだ」
ひよこ「愛のために、行ってきますわ♪」
ナジャ「愛?」
ひよこ「まずは、ハルブーン監視哨ですわ」
ひよこ「って、ここ、怖すぎですわ」
ひよこ「やっと到着ですの」
お役人「おっ、差し入れか。ご苦労さん。帰りはあれを使ってくれ」
ひよこ「帰りは、楽ちんですわ♪」
ひよこ「さて、つぎは、マムージャ監視哨ですわ」
ひよこ「なんで、こんな危険なところまで行って、差し入れを持って行かないといけないのかしら……」
ひよこ「差し入れですの〜」
お役人「おぉ、差し入れか……」
ひよこ「あれっ、差し入れが……」
Hiyohiyoは、体中くまなく、差し入れを探しはじめた。
ひよこ「な、ないですわ……」
お役人「他の監視哨で、差し入れを渡したんじゃないのか? 期待しちゃったぜ」
ひよこ「な、なんと!?」←天然?
ナジャ「確かに、届けたみたいね。これで、あなたは傭兵の仲間入りよ」
ひよこ「やりましたわ♪ これで、ロンド様の愛を独り占めできますわ♪」
ナジャ「愛?」
お役人「おっ、サムラヒ・センチネルの傭兵になったそうだな」
ひよこ「当然ですわ♪」
お役人「モグロッカーは開けておいた。自由に使ってくれたまえ」
ひよこ「そういえば、そんなのありましたわね」
モグ「傭兵になったそうだな」
ひよこ「ロンド様からのプレゼントはまだですの!?」
ひよこ「次々と贈ってくるこれらの贈り物は、どう解釈すればいいのかしら?」
モグ「素直に、喜んで貰っておけば?」
次回予告!
モグ「おまえ、利用されていると思わないのか?」
ひよこ「わたくしは、ロンド様と痺れるような激しい恋がしたいんですの!」
『ワジャーム樹林で待ってます。
ロンド』
次回、アトルガン編、感動の最終回!?
ひよこ日記に限って、そんなことあるはずがないww
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