お父さん。わたしを見て、襲ってくるモンスターがいるの。 | |
いや、お前だけじゃなく、わたしだってそうだ。 | |
わたし、怖くて外歩けないよ。 | |
それなら、モンスターの特徴を知って歩けばいい。 | |
どういうこと? | |
では、今日は捜索について考えてみよう。 | |
お願いします。 | |
モンスターによっては、何もしなくても襲ってくる「アクティブ」な敵、同系統のモンスターが戦っている場合に襲ってくる「リンク」する敵、それらどれでもない、襲ってこない敵の3種に分けられる。 | |
へぇ〜。 | |
襲ってこない敵とただリンクする敵は、いくら近づいても、こちらが攻撃を仕掛けない限り襲ってこない。 | |
そうなんだ。 | |
しかし、リンクする敵を攻撃した時点で、側に同系統の敵がいたら、一緒になって襲ってくる。仲間意識の強いということだ。 | |
じゃぁ、近くに同じ敵がいたら、気をつけなくちゃいけないね。 | |
もっと気をつけなくてはいけないのは、襲いかかってくるアクティブな敵だ。一定の範囲内に踏み込むと、襲いかかってくる。 | |
じゃぁ、範囲内に入らなければいいの? | |
まぁ、一番安全なのはそれだな。だが、狭い道にアクティブな敵がいたら、どうしようもない。 | |
戦わなくちゃいけないんだね。 | |
いや、アクティブな敵も襲いかかって来るにも一定のパターンがある。 | |
パターン? | |
一定の範囲内で足音がすると襲ってくる敵と、目で確認した時点で襲ってくる敵、特殊な敵では、HPの残量や、魔法を使った時などに襲ってくる敵がいる。 | |
へぇ、沢山いるんだね。 | |
目で確認する敵は、背後に立っても襲われない。そう言うのを利用して、うまく敵を回避することが出来るので活用しよう。 | |
でも、敵を襲ってくれるモンスターもいるよ。 | |
獣使いじゃなくてか? | |
おっきくって、しっぽが生えていて、たまに歌を歌ったり魔法を唱えたりするの。 | |
ばかもの! それはガルガだ! 失礼なことを言うんじゃない! | |
ガルガじゃなくて、ガルカでしょ? | |
……おまえ、わたしを引っかけたのか? | |
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