明晰夢7「ある ちびLondの船旅」 (03/04/22)
心をオープンに

 ちびロンドは、低LVで世界を駆け回る好奇心旺盛のタルだ。その中で、サンドリア〜ウィン間を何度も往復する機会が多い。
 しかし、日頃から頭を悩ませていることがある。
 である。
 乗船中の時間こそ、暇な時はない、と日頃から思っていたのだった。
 そこで、ちびロンドは考えた。

 心をオープンにしよう。

 そう考えたのだった……。

 セルビナで停泊中の客室で、ちびロンドは一人タルダンスやあっぱーの練習をしていたところ、客室の中へAF装備のシーフが駆け込んできた。
 止まることなく狭い客室を走り回る彼を見て、ちびロンドは心をオープンにした。

 LondはRaindに落ち着け、と目配せをした。
 ラインド「はいw」
 カツシ「w」

 ちびロンドは文字通り心をオープンにしたのだった。
 走り回るのをやめたラインドを見て、

 LondはRaindを見て、落ち着いた、と思った。

 こうして、セルビナに停泊していた船は、一路、マウラに向けて出航したのだった。

船旅ロンド

 客室から船室に出てみると、空はどんより曇っている。
 甲板に出ても、やることのないちびロンド。
 こういう時に釣り竿があれば、気を紛らすことが出来るのだろうと思い、せめて……。

 Londは釣りをしている気分を味わった。

 気分を味わうだけで、釣果も何もない。
 あまりにも退屈なので、辺りを見回してみると、エル戦士のブルーウェスが釣り上げたタコと戦っている。
 ちびロンドも助太刀しようと、彼に駆け寄った。

 LondはSea Monkにデコピンをした。
 Londの攻撃→Sea Monkに、3ダメージ。
 ブルーウェス「うははw」
 BluesはSea Monkにさよならの挨拶をした。
 LondはBluesに拍手をした。

 戦い終わったところで、それぞれが暇そうに海岸線を見つめる。

 カツシ「海賊船来ないかな」
 LondはKatusiに同感した。

 ふと、後ろを振り返ると、鋼鉄装備ナイトのカツシが恐怖のファントムと戦っていた。
 LondはPhontomを見てドキッとした。

 そんなカツシが戦っているところを見て、ちびロンドは奇妙なことに気づいた。

 LondはKatusiを見て「格闘だし」と思った。
 すると、今度はナイフに持ち替えて戦っている。
 LondはKatusiを見て「ナイフに変わった」と感動した。
 そして、とどめを刺して、カツシはナイトらしく片手剣を鞘に収める。
 LondはKatusiを見て「しまう時だけ剣だし」と思った。
 Katusiは常に7種類の装備を持ち歩いていた。
 LondはKatusiを見て「重そうだな」と思った。

誘拐!?

 すると、タル好きのカツシ、ちびロンドにとんでもないことをしようとしたのだった。

 KatusiはLondをカバンに詰め込もうとした。
 Londは苦しがった。
 ラインド「誘拐現場だ!」
 Londは助けを求めた。
 KatusiはRaindに身代金1ギルを要求した。
 ブルーウェス「安w」
 LondはKatusiを見て「それだけの価値?」と思った。

 カツシが、釣り上げたカニと戦い始めたのを見て、ちびロンドは動き出した。
 LondはSea Crabを応援した。
 カツシ「おい」

 あっと言う間に倒されたカニを見て、
 Londは悔しがった。


モンスター釣り

 ブルーウェス、釣り上げたカニと戦っている。モンスター釣りは、爆釣である。
 Londの攻撃→Sea Crabに、3ダメージ。
 Londのためる→攻撃力アップ。
 LondはBluesにデコピンをした。
 ブルーウェス「いってぇ〜」

 アナウンス「まもなく、マウラに到着します」
 カツシ「楽しい船旅でした」
 ブルーウェス「楽しかった〜」

船旅終了

 KatusiはLondにさよならの挨拶をした。
 Bruesはさよならの挨拶をした。
 Raindはさよならの挨拶をした。
 Londはさよならの挨拶をした。

 こうして、リアル15分の船旅は終了した。
 ある、ちびロンドの船旅だった。