| ロンドん日記３「ゴブリン物語」 (03/09/09) |
 ゴブ吉「それにしても、最近暇だなぁ〜」 ゴブ夫「まぁな。でも、それだけ平和って事だ」 ゴブ吉「そうっスね」  ゴブ吉「おっ、兄貴。見て下さいよ」 ゴブ夫「ここをどこかと知らずに迷い込んできたタルか」 ゴブ吉「さっそく、狩りますか、兄貴」 ゴブ夫「いや、待て。ここはちゃんと調べるコマンドで調べてからだ」 ゴブ吉「兄貴……、いやに慎重っすね」  Londの強さは計り知れない。
ゴブ吉「こ、これは！！」  ゴブ夫「いや、あの時の名前は、たしかケ○ン」 ゴブ吉「今回の名前はLondになってますぜ」 ゴブ夫「うむ。しかし、あのことを思い出すとぞっとする」 ゴブ吉「そッスね……。なにしろ、アラ組んで挑んだ挙げ句、全滅ッスから」 ゴブ夫「おまえはHP西サルタだから良かったものの、俺はジュノだぜ……」 ゴブ吉「お疲れ様ッス」  ゴブ夫「それにしても、ゴブ雄の奴、奴にあんなに近づいて……」 ゴブ吉「あいつ、度胸あるッスね」 ゴブ夫「そういう問題じゃなくて、奴は足音では襲ってこない、ってことだ」 ゴブ吉「聴覚では反応しないって事ッスか」 ゴブ夫「しかし、視覚ではどうなのか分からない限り、近づくのは危険だな」  ゴブ吉「あ、ゴブ雄が、奴の前に出たッスよ！」 ゴブ夫「！！？」  ゴブ吉「い、石を構えたッス！」  ゴブ吉「投石ッス！！」 ゴブ夫「しかもミスってる！？」  ゴブ夫「あ、あの馬鹿！ ちゃんと調べずに反撃しやがった！」 ゴブ吉「た、助けた方がいいッスか！？」 ゴブ夫「そ、そうだな！」    ゴブ吉「ほ、ホーリーじゃん……」 ゴブ夫「な、なにもそこまでしなくても……」  ゴブ吉「！！」 ゴブ夫「気付かれた！？」 ゴブ吉「しかも、投石の構えッスよ、兄貴！！」 ゴブ夫「ど、どっちがタゲられた！？」  ゴブ夫「お、俺か！？」 ゴブ吉「ミスで良かったスね、兄貴！」 ゴブ夫「そんなこと言っている場合か！」 ゴブ夫「こちらが倒さない限り、襲いかかってくるぞ！」 ゴブ吉「し、しかし、NMッスよ！」 ゴブ夫「アラを組むしかない！」  ゴブ夫「NMが現れた！ 至急応援を頼む！」 ゴブ雄「あっ、俺、今西サルタ」 ゴブ吉「無事だったッスか！？」 ゴブ雄「なんとか……。でもLVダウンしちゃったよ」 ゴブ夫「こいつを倒せば、ダウンしたLVが戻るぞ」 ゴブ雄「なら、すぐに戻る」 ゴブ子「そいつ、何落とす？」 ゴブ夫「もしかしたら、レイズ２を落とすかもしれん」 ゴブ子「それなら、わたしもNM狩りする！」 ゴブ夫「急いできてくれ」  ゴブ夫「かかれー」 ゴブ吉「連携はどうするッスか！？」 ゴブ夫「それを早く言え！」 ゴブ子「か、考えてなかったの！」 ゴブ吉「駄目じゃん(´・ω・｀)」 ゴブ夫「と、とにかく、ゴブリンラッシュの２連で溶解だ」 ゴブ子「なら、わたしはバニシュでMBを狙うわ！」 ゴブ夫「詠唱時間が長いから、MBは大変だぞ」 ゴブ子「大丈夫！ まっかせて！」  ゴブ吉「さ、さすがに堅いッスよ！」 ゴブ夫「TPを100％にしてから挑んだ方が正解だったか！」 ゴブ子「連携を上手く決めれば、倒せるはずよ！」 ゴブ夫「ゴブ子……。俺、そういう強気なおまえのこと……」 ゴブ吉「兄貴！ そんなことは倒してからにするッス！」 ゴブ夫「おっ、おう！」    ゴブ夫「一撃かよ……」 ゴブ吉「ゴブリンズLS、また敗退ッスね……」 ゴブ子「ちゃんと攻略本見たの？ わたしたちのLVが倒せないじゃない」 ゴブ夫「す、すまん……」 ゴブ吉「ところで、みんな、HPはどこッスか？」 ゴブ子「西サルタ」 ゴブ夫「ジュノだよ……」 ゴブ吉「ザルカバード……」 ゴブ夫「いくらクエ好きのおまえでも、そこでHP設定するのはまずくないか？」 ゴブ子「とりあえず、戻ろっか」 ゴブ夫「そうだな。んじゃな〜」 ゴブ吉「ザルカかぁ〜」  ロンド「投てきのスキル上げにならないよ……」  ゴブ雄「ただいま〜」 ゴブ雄「あれ？ みんなはどこへ？」  |