ひよこ日記18「痺れるような恋をしたいんですの!」 (07/10/29)
がっかりですわ

ひよこ「今日も、ロンド様を見つけられませんでしたわ」
モグ「まぁ、メイン白のサポ黒で、行きたい放題、帰りたい放題しているからなぁ」
ひよこ「愛に、障害はつきものですわ」

そもそも

モグ「そもそも、おまえ、利用されていると思わないのか?」
ひよこ「なんのことですの?」
モグ「ロンドの今までの行動は、どうみても、自分のためだと思うのだが?」

どうみてもだな

ひよこ「もちろん、わたくしたちの愛を実らせるために、ロンド様が頑張っている結果ですわ♪」
モグ(なんというプラス思考)
モグ「では聞くが、あの大量の意味不明の贈り物は何だ?」

あれはですのね

ひよこ「あ、あれは、きっと何か意味があるに違いないですわ。意味が深すぎて、理解できないのですわ」
モグ「意味なんてない、あるはずがない。錆びたサブリガに何の意味がある」
ひよこ「それは、それを履いて夜這いに来いという……」

んなことあるかい

モグ「んなことあるかい(激怒
モグ「ようは、あいつの持ちきれないアイテムを送ってきただけだ」

それでは

ひよこ「それでは、まるで倉庫じゃない!?」
モグ「だから、アトルガンに来たのもその為だって」
ひよこ「なんですとーーー!(激驚

こうなったら

ひよこ「そんな、ロンド様が……。こうなったら、酒に走りますわ!」






〜ひよこ、アトルガンへ愛の道〜
「痺れるような恋をしたいんですの!」

そんなんじゃいけないわ

漢A「悪い男もいたものねぇ」
漢B「利用してたなんて、男の片隅にも置けないわ」

間違いですわ

ひよこ「利用していたなんて、きっと何かの間違いですわ……」
漢A「それなら、こんどはあなたが利用すればいいじゃない」
ひよこ「わたしが……利用?」
漢A「そう。こちらからおねだりしてみるのよ」
ひよこ「おねだり……?」
漢A「そう。おねだり」

いいですわ!

ひよこ「いいですわ! こんどは、こちらからおねだりして見せますわ!」



手紙を書きますわ

ひよこ「では、さっそくおねだりの手紙を書きますの♪」
ひよこ「あなたの履いているサブリガ(下着)を……」

どうみてもだな

モグ「却下だ」
ひよこ「あんたなんかにおねだりしてませんわ(怒
モグ「どう考えても、それをあいつが受け入れるとは思えないが」

どうみてもだな

ひよこ「あ〜ん……、なら、あなたの愛を……」
モグ「それはいつもしていることで……」

それはだな

ひよこ「却下ですの?」
モグ「やつのことだから、形のない物は上手くはぐらかすと思うぞ」
ひよこ「もう、なんで下僕の言うことをいちいち聞いて手紙を書かなくちゃ行けないんですの!」
モグ「下僕……」

痺れるような恋がしたいんですの!

ひよこ「わたくしは、ロンド様と痺れるような激しい恋がしたいんですの!」
モグ「あぁ、わかった、好きなように書け(呆」




数日後


ピンポーン
ぴんぽーん
「郵便で〜す」


ひよこ「ロンド様からのラブレターですわ♪」

飾っておきますわ

ひよこ「こんな、夢のような贈り物は、神棚に飾っておきますわ」
モグ「いや、読めよ」


ひよこ「見たいなら、見たいと言えばいいのに」
モグ「…………」


ひよこ「これは……地図ですのね」
モグ「エジワ羅洞の地図だな」
ひよこ「この×はなんですの?」
モグ「ここになにかある、ってことかな?」
ひよこ「それなら早速行ってみますわ♪ きっと、ロンド様が待ってますわ♪」





ひよこ「ここで間違いないですわ」
ひよこ「ロンド様はまだかしら……」

1時間後


ひよこ「早く来ないかしら」
ひよこ「きっと、おめかししているのですわ♪」

3時間後


ひよこ「きっと、隠れて居るんですわ」
ひよこ「どこですの、どこですの?」
ひよこ「ここですの?」
Hiyohiyoはつるはしで掘ってみた。


ひよこ「ロンド様がいない代わりに……雷動車が出ましたわ? もしかして、ロンド様はこれを私に?」
ひよこ「とりえず、これを持って戻りますわ」
モグ「おい、ロンドから手紙が届いたぞ」
ひよこ「いきますわ!!!」


モグ「帰ってきたか……、なんだその指輪の端くれは?」
ひよこ「帰ってくる途中、雷動車が欲しいという人がいたから、これと交換しましたわ。なにやら、雷輪と言うそうですわ」
モグ「雷輪……」
ひよこ「で、ロンド様からの手紙は!?」
モグ「あぁ、これだ」
ひよこ「ロンド様からの手紙ですわ♪」




待っている

             『ワジャーム樹林で待ってます。
                               ロンド』


ひよこ「って、きゃ〜、正真正銘のラブレターですわ♪」
ひよこ「さっそく、いってみますわ!」
モグ「おい、この展開は……」


ひよこ「ここですわ。ここで待っているという話ですわ」
ひよこ「それにしても、これはなにかしら」
雷輪が反応している……。
ひよこ「あの指輪が反応していますわ」
ひよこ「きっと、これをここに置けと言うことですわ」


ゴロゴロ……

ゴロゴロ……
ひよこ「なんですの……。天気が良いのに雷が……」


ぎゃぁぁぁぁ

ひよこ「ぎゃあああああああ!!!」
ひよこ「これこそ、本当に痺れるような恋ですわぁ!!!!!!!!!」


ひよこ「いたたたた……。酷い目に遭いましたわ……」
ひよこ「さっきまでの雷輪が……。オルドゥームリングになってますわ」
ひよこ「きっと、ロンド様はこれを私にあげたいがために、きっとそうですわ!」
ひよこ「ウザいモグに自慢してあげますわ!」


モグ「自慢したいのは分かるが……」
ひよこ「私も気づきましたわ……」


ひよこ「これはいつになったら装備できるのかしら……」

ロンド「しまった!」(←天然?w



おまけ


ひよこ「それにしても、さっきの雷で、体がまだ疼きますわ」
ひよこ「体が疼く……?」


ひよこ「疼いた体は、鎮めなくてはなりませんわ!!」


ひよこ「ロンド様〜。この体を鎮めてくださいませ〜」


ひよこ、アトルガンへ愛の道  
終わり