ひよこ日記17「傭兵になるんですの♪」 (07/06/10)
ところで

モグ「それより、そろそろモグロッカーについてまじめに考えてほしいのだが」
ひよこ「そういえば、そんなのありましたわね」
モグ「覚えていてくれたか(安堵)

ロンド様ぁ〜

ひよこ「そんなことより、ロンド様探しですわ!」
モグ「ちょっと待て!」

んなあほな
んなあほな

 Hiyohiyoは扉を開けようとしたが開かない。
ひよこ「外から鍵が掛かってる(激驚
モグ「ロンドからの言づてで、まずは部屋の鍵を閉めろ、と」
ひよこ「ロンド様!?」

〜ひよこ、アトルガンへ愛の道〜
「傭兵になるんですの♪」

手紙ですの!?

モグ「ロンドから、おまえ宛の手紙を預かっているんだが」
ひよこ「ロンド様から!?(
Hiyohiyoは照れている。

モグ「見なくて良いのか?」
ひよこ「中身なんて、読まなくてもわかっていますわ♪」
ひよこ「『』という字で埋まっているに決まっていますわ♪(

待っててくださいですの♪

ひよこ「ロンド様ぁ〜♪」

またかい
Hiyohiyoは扉を開けようとしたが開かない。

モグ「だから、鍵が掛かっているって」
ひよこ「…………」
モグ「これを読むまで、扉を開けるなって、言われているだ」

もう、ロンド様ったら♪

ひよこ「もう、ロンド様ったら、そこまでして、わたくしにラブレターを読ませたいなんて」
Hiyohiyoは手紙を受け取った。
ひよこ「いいですわ♪ 直接お会いする前に、愛の文で心を満たしますわ♪」

ひよこへ

ロンド「サムラヒ・センチネルの、傭兵になってほしい。
 君へのプレゼントを沢山用意して、待ってるよ」
ひよこ「…………」
モグ「どうした、黙りこくって?」

はっ!?

ひよこ「はっ! 一瞬、恍惚の領域に足を踏み入れてしまいましたわ!」
モグ「いつもだろ……(ぼそっ」
ひよこ「わたくし、ロンド様の愛に応える為、傭兵になってきますわ♪」
ひよこ「では、さっそく行ってきますわ!」

…………
Hiyohiyoは扉を開けようとしたが開かない。

モグ「場所はわかっているのか?」
ひよこ「…………」

ここが……

ひよこ「ここがサムラヒ・センチネルなのね」
ひよこ(むっ、なんですの、あの偉そうな小娘は……)
ナジャ(なんだ、この威圧感のある小娘は……)

むっ

ひよこ「わたくしを、傭兵にしなさい」
ナジャ「良い心がけじゃないか。まずは、顔を覚えて貰うために、この差し入れを、監視哨に届けてほしいんだ」
ひよこ「愛のために、行ってきますわ♪」
ナジャ「愛?」

さすが怖すぎですわ

ひよこ「まずは、ハルブーン監視哨ですわ」
ひよこ「って、ここ、怖すぎですわ」

到着ですわ

ひよこ「やっと到着ですの」
お役人「おっ、差し入れか。ご苦労さん。帰りはあれを使ってくれ」

簡単ですわ♪

ひよこ「帰りは、楽ちんですわ♪」

怖いところですわ

ひよこ「さて、つぎは、マムージャ監視哨ですわ」
ひよこ「なんで、こんな危険なところまで行って、差し入れを持って行かないといけないのかしら……」

持ってきましたですの

ひよこ「差し入れですの〜」
お役人「おぉ、差し入れか……」
ひよこ「あれっ、差し入れが……」
Hiyohiyoは、体中くまなく、差し入れを探しはじめた。

持ってきましたですの

ひよこ「な、ないですわ……」
お役人「他の監視哨で、差し入れを渡したんじゃないのか? 期待しちゃったぜ」
ひよこ「な、なんと!?」←天然?

偉く苦労しましたわ

ナジャ「確かに、届けたみたいね。これで、あなたは傭兵の仲間入りよ」
ひよこ「やりましたわ♪ これで、ロンド様の愛を独り占めできますわ♪」
ナジャ「愛?」

よくやったな

お役人「おっ、サムラヒ・センチネルの傭兵になったそうだな」
ひよこ「当然ですわ♪」
お役人「モグロッカーは開けておいた。自由に使ってくれたまえ」
ひよこ「そういえば、そんなのありましたわね」

まだですの!?

モグ「傭兵になったそうだな」
ひよこ「ロンド様からのプレゼントはまだですの!?」

これは……

ひよこ「次々と贈ってくるこれらの贈り物は、どう解釈すればいいのかしら?」
モグ「素直に、喜んで貰っておけば?」



次回予告!
おまえ

モグ「おまえ、利用されていると思わないのか?」




わたくしは

ひよこ「わたくしは、ロンド様と痺れるような激しい恋がしたいんですの!」




待っている

             『ワジャーム樹林で待ってます。
                               ロンド』

次回、アトルガン編、感動の最終回!?




ひよこ日記に限って、そんなことあるはずがないww