番外編8「バストゥークで有名になれ!」 (03/06/26)
う〜ん

「う〜ん……」
「どうした?」
「腹が空いてな……。同僚がガルカンソーセージというのが旨いと言っていてな。是非とも食べたいのだ」
「ガルカンソーセージか……。いいだろう。持ってきてやろう」
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もってきたぞ

「もってきたぞ」
「おぉ、それがガルカンソーセージ!」
「なぜ大羊の肉が腸の詰め物になっているか疑問だが……」

…………

「悪いがわたしの目の前にいないでくれないか?」
「なぜだ」
「せっかくのソーセージがまずく感じてならない」
「好きでこんな格好をしているわけではないわ!」


ちょっと

「ちょっと、そこのあなた」
「ん? わたしのことか?」
「わたしはブリジッド。未来のファッションリーダー」
「うむ……。わたしに何か用か?」
「あなたのセンス、最悪だわ」
「好きでこんな格好しているわけではない!」
「でも、まだまだね」
「何のことだ」
「これから言う格好をしてきなさい」
 無視かよ……。
 っていうか、こいつ神の性格に似てるな……。
「ん? 今、なんと言った?」
「だから……」
数分後……

「言われたとおりの格好をしてきたぞ」

う〜ん

「う〜ん。あなたって、何を着ても似合わないわね」
「この服を着ろと言ったのはお前だ」
「あなたのこれからのコーディネイトが心配だわ」
「わたしはお前の将来の方が心配だ」

おまえか

「Landか……」
「おぉ、わたしもこの国で有名になったのか」
「お前が来る前から、お前のことは有名だ」
「よし、この調子でウィンでも」
「ウィンへ行かなくても、既に有名になっている」

次回予告!
予告だ!

「神よ! なんだかメインストーリーが20話ぐらいで完結するとか言っているが!」
「実際の所は18話か19話だ」
「そんなこと聞いていない!」
「何をそんなにいきり立っている」
「わたしは、メインストーリーに登場しないのか!?」
「その格好で登場するつもりか?」
「!?」
「話が一気に笑い話になってしまうぞ」
「それ以前に、わたしはいつになったらサブリガ以外の物を履けるのだ?」
「んなこと知らん」