初心者にも分かる常識知識
(03/10/29)
第36回「迷子について考える」

お父さん。セルビナへ行ってくるね。
うむ。気をつけるように。
あっ、あのね、お父さん。わたしのお友達が、よく迷子になるんだって。
ふむ、迷子か……。わたしの知り合いにも迷子タルが2人ほどいるのだが……。
どうすれば迷子にならないようになるの?
うむ。では、今日は迷子について考えてみよう。
よろしくお願いします。
まぁ、なんだ……。おそらく、迷子になる人は、南北東西感覚がおかしいのだろう。
!!?
何はともあれ、マップ機能があるので、マップを見て貰い、現在位置を確認することが大事だろう。
うん。そうだよね。
マップで現在位置を確認する際、プレイヤーが向いている方向を、マップで矢印されているので、それも確認することも大事だ。
それでも道に迷う場合は?
主観で操作していると迷う場合があるな。
主観?
主観操作は、操作するキャラクターの視点から操作するもの。また、客観操作は、キャラクターを中心に周囲を見ながら操作するものだ。
これが迷子と関係があるの?
主観の場合の方位感覚が客観に比べて鈍ることがよくある。
そうなの?
わたしは主観だと方位感覚が鈍るな。と、自己主張をする。
あとは?
左右感覚もおかしい事も考えられるな。
これは?
マップで上から下へ、つまり北から南へ移動しているとする。十字路で、マップから見て右へ行きたいとする。実際に、操作する場合、十字路をどちらへ曲がればいい?
えっと、えっと……。
左へ向かえばいいわけだな。
ですね。
ほんとうに分かっているのか……。もっとも大事なのは、自分の足で現在位置を確認することだ。洞窟など、人の後ろについて行くだけでは道を覚えない。マップで地形を確認しながら、道を覚えていこう。
わかりました。
ところで、おまえは確か、セルビナへ向かっているんじゃなかったのか?
そうです。
なぜ、オルデール鍾乳洞にいるのだ?
えっと、それはですねぇ……。
道に迷うのは、友達ではなく、おまえ自身なのだな。